環境と宇宙 2007 10 13
地球温暖化防止が、ノーベル賞となったことは、
古い時代に、別れを告げることになるでしょう。
時代は、「石油と軍事」から「環境と宇宙」へと移っていくでしょう。
20世紀を象徴するものは、石油産業と軍事産業でした。
21世紀は、新しいエネルギーと宇宙産業となるでしょう。
今回のノーベル賞が、時代のターニングポイントになると期待します。
そして、やっと「21世紀的なもの」が始まったと告げることになるでしょう。
気候変動 climate change
気候変動への取り組みに関して、
「発展途上国だから、あるいは先進国だから」というような話を聞きますが、
もはや、そんな悠長なことを言っている場合ではありません。
気候変動が、どれほど恐ろしい結果を招くか、わからないから、
そんな、のん気なことを言っているのでしょう。
気候変動が、徐々に、ゆっくり進んでいくとは限らないのです。
ある状態になると、一気に、
「気候変動の相転移(phase transition)」が起きる可能性があるのです。
京都議定書 Kyoto Protocol 2007 1 1
世界から忘れ去られてしまったかのように見える、
「京都議定書の精神」を、今年こそ(2007年)、復活させるべきです。
(当然、京都議定書の精神は、新興国にも適用すべきです)。
地球温暖化が、いかに悲惨な結果を招くのか、
まだ気づかないのでしょうか。
まるで、この先は滝になっているというのに、
無邪気にボート遊びをしているように見えるのです。